医療法人 藤本耳鼻咽喉科クリニック Fujimoto Clinic of Otolaryngology

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言語聴覚室

言語聴覚室について

言語聴覚治療室

当院では主として就学前のお子さんを対象とした言語聴覚療法を行っています。

ことばが少ない、コミュニケーションがとりにくい、発音がはっきりしない、耳の聞こえが気になる、吃る、などで気になることはありませんか?
言語発達に関して何らかの不安を感じているお子さんに対して、0歳からの聴力検査はもちろん、発達評価、言語評価、認知機能評価、構音評価など、総合評価をしています。
標準化された検査法にて客観的に評価を行うとともに、小児言語発達障害領域においての認定言語聴覚士が、行動観察を踏まえてお子さんに関しての支援や指導を行います。

子どもの言葉の発達

年齢 1歳 1歳半 2歳 3歳
理解 名詞
110語
動詞
形容詞
ねんね・おいしい
大小・多少 長短・赤・青・黄
単語 2語文
(手掛かりあり)
2語文
(手掛かりなし)
3語文
表出 初語
12語
50語 200語
第一質問期
1000語
単語 幼児語 2語文
(幼児語を使わなくなる)
3語文

小児リハビリテーション 2022年11月号 Vol.14より引用

子どもは日々成長発達していきますし、成長には個人差があります。
表に示すことはだいたいの目安として参考にしていただければと思います。
当院に来院される方の主訴は「言葉が遅い、いえない」「発音がはっきりしない」と言われることがしばしばあります。

子どもは1歳ころには110語程度の名詞を理解します。
1歳の誕生日ごろに初めて意味のある「まま」「まんま」などの語を話し始め、12語程度を話すといわれています。
1歳半ごろになると2語文を理解しだし、50語程度を話すようになります。
2歳頃になると200語程度を話し2語文を話すようになります。第一質問期という時期もこのころです。大小・多少の理解も可能となります。
3歳になると長短や赤青黄緑の色を理解し、1000語程度を話すようになり3語文も話し出します。
というように言語発達には段階があり、言葉を獲得していく過程で段階的に正しい発音を身につけていきます。

当院での言語聴覚療法

言葉の発達に関して、なんらかの不安を抱えていらっしゃる方から問診を通して情報を聴取し、客観的評価と行動観察等を行い総合的に評価したうえで、お子さんお一人おひとりにあった発達支援方法のアドバイスを行い、積極的な個別言語発達促進が必要と判断した場合は当院での指導を開始いたします。

未就学児の指導は基本的に、午前中とさせていただいております。個別の課題で指導を行い、毎回、家庭学習課題を出させていただきます。

当院での指導のみで言語発達が十分に促進できるのではなく、あくまで、発達促進のための手がかりです。
お子さんのことばを増やし、コミュニケーションを豊かにするためには、毎日の体験や刺激、繰り返しかつ意図的な練習が必要です。
当院で練習したことを生かし、生活の中で取り入れていただいたり、お子さんとの関りに生かしていただく手段を見つけていただいたりすることが大切と考えています。
そのため、指導内容は個々の状態に合わせて変えています。
また、ご家庭での困りごとや園などの生活環境においての接し方などへの助言も行っています。

当院のモットーは「一緒に考え一緒に歩む」です。

気になること、お困りのことがございましたらご相談ください。
言語聴覚室は予約制となっており、初診日は毎週月曜日となっています。
詳細は当院の受付にてお尋ねください。

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